こんにちは、くま太です。
今回は、1泊2日の福井県旅行で泊まった旅館について紹介します。
お宿の名前は「海の宿 山根屋」
福井県福井市の海岸沿いにある、料理旅館です。
旬の越前ガニを、おなか一杯に食べられるおすすめのお宿です。
料理の内容・お宿の雰囲気について紹介します。
- 福井県で越前ガニを食べられる旅館をお探しの方
- おいしい越前ガニを食べられるお宿をお探しの方
- 海の宿 山根屋の口コミを知りたい方
越前ガニについて
まずは、越前ガニについて説明します。
越前ガニ:福井県内で水揚げされたズワイガニのオスのこと
漁期:11/6~翌年3/20まで
越前ガニは、黄色のタグが付いているのが目印です。
福井県で食べられているカニは3種類あります。
- 越前ガニ:ズワイガニのオスで身が大きいのが特徴
「甲羅幅14.5cm以上、重さ1.3kg以上、爪の幅3cm以上」の条件をクリアした特大のカニを「極」という。 - セイコガニ:ズワイガニのメスでオスの1/3程度の大きさ。
家庭でも親しまれており、スーパーで1000円程度で購入できます。
濃厚なカニ味噌と内子と外子の2種類の卵が楽しめます。
資源保護より、11/6~12/31の2か月間のみ食べられます。 - 水ガニ(ズボガニ):脱皮したての越前ガニのこと。
身が傷みやすく、あまり流通せず、現地で食べられています。
身は甘く、リーズナブルで食べやすいカニです。
脱皮の時期で、2月~3月頃が旬です。
海の宿 山根屋 アクセス
場所は福井県井県福井市免鳥町にあります。
海がすぐそばにあり、近くのたかす漁港や三国港から新鮮な越前ガニを仕入れています。
アクセスはこちらです。
- 自動車:北陸自動車道 福井北IC から40分
- 公共交通機関:JR福井駅から京福バス 免取 で下車 or レンタカーで40分
バスの本数が少ないため、自動車で行くことをオススメします。
私たちは、自動車で訪れました。
館内
チェックインの時間は、15:00からです。
私たちは、15:40ごろ到着しましたが、既に何組かチェックインされていました。
玄関をくぐりすぐに靴を脱ぎます。
すぐにスタッフさん来てくれて、名前を告げるとすぐに部屋へ案内してもらえます。
チェックインでフロントが混み合う心配はありませんでした。
フロントもレトロな雰囲気で素敵でした。
お部屋
私たちは、「片栗」へ案内されました。
お部屋は目立った設備はありませんが、掃除が行き届いておりすごく清潔感があります。
畳に座椅子と、和風の古き良き旅館という感じがして落ち着きます。
腰をかけられる椅子も置いてあり、脚の悪い方に配慮がされています。
お部屋からの眺めはこんな感じです。
お茶菓子は、地元の銘菓「五月ヶ瀬」が置いてあります。
ピーナッツの風味がするお煎餅です。
館内着は作務衣が準備されています。
お風呂や食事処に出かけるとき、浴衣よりも着崩れず、楽なので好みです。
共有スペース
お手洗い・洗面台はお部屋にないため、共有です。
さっと手を洗ったりもできないので少し不便を感じます。
ただし、洗面台はパーテーションで仕切られており、綺麗に保たれているので気分よく使うことができます。
洗面台にはアルコールがセットされていたり、歯ブラシ・カミソリが置いてあり使いやすいように配慮されています。
お風呂は、大浴場があります。
ただし、温泉ではなく、トルマリン鉱石入りのお湯のお風呂です。
また、現在はコロナ対策のため、15:00~食事までの間、先着の貸し切りとなっています。
ただし、食後からチェックアウトまでは、いつでも入浴可能です。
私たちが行ったときは、既に予約満員でした。
近くに日帰り温泉施設があり、私たちはそこを利用しました。
- 名称:佐野温泉 福の湯
- 料金:大人500円 小人300円
- アクセス:海の宿 山根屋から自動車で10分
- その他:タオル類あり
(フェイスタオル200円、バスタオルレンタル200円) - 特徴:源泉かけ流しの硫酸塩泉で温度は高め
夕食
夕食は個室で頂きます。
個室での食事ですので、他のお客さんの目線が気になりません。
おしながき
- 名物 地物バイガイ
- 越前ガニの蟹刺し
- ほん実の地物お刺身
- 茹でたて越前ガニ
- 越前ガニの焼き蟹
- 越前蟹鍋
- 雑炊
- アイスクリーム
メニューの一部を写真と共に紹介します。
まずは、先付けのバイガイです。
何といっても貝がとても大きいです。
味は洋風の味付けで、貝のお出汁と合わさってとてもおいしいです。
次は、3種類のお刺身です。
まずは、越前ガニのお刺身です。
身がとても甘く、見た目も華やかでおいしいです。
越前ガニのタグもしっかりとついています。
地魚のお刺身は、、寒ブリとイカの2種類でした。
どれも身が新鮮でとても美味しかったです。
次は、メインの越前ガニの茹で蟹です。
今回は、越前ガニの中でも、規定のサイズ・重量を満たしたものにしか与えられないブランド蟹「極」を頂きました。
写真だと大きさが伝わりにくいのですが、とっても大きかったです。
通常、山根屋の今回のプランでは、500g程度の越前ガニがひとり一杯つくのですが、今回は、特別に「極」にしてもらえました。
1kgを超えた特大サイズなので、2人で1杯でした。
これ以上は多分食べられません…(笑)
カニ味噌も中にしっかりと詰まっています。
蟹は、仲居さんが全て剥いてくれます。
手さばきが華麗であっという間に、カニが剥かれていきます。
そのほか、焼き蟹や蟹鍋も頂きました。(食べるのに必死で写真を取り忘れてしまいました…)
ドリンクのメニューも非常に豊富にありました。
ビール・酎ハイはもちろん、福井の地酒である「黒龍」や「梵」の他、スパークリングワインなど取り揃えていますよ。
色々な食べ方で越前ガニを楽しむことができて大満足です。
最後の雑炊を食べる頃には、おなか一杯ですが、おいしいのでついつい食べ過ぎてしまいます(笑)
朝食
朝食も前日の夕食と同じ個室で頂きます。
おしながき
- 白身魚の塩焼き
- スクランブルエッグ
- ベーコン
- サラダ
- おひたし
- 湯豆腐
- 豚汁
- ご飯
- 香の物
- 食後の飲み物(コーヒー・紅茶・リンゴ/オレンジジュース)
朝ごはんに蟹は出ませんが、美味しく満足でした。
まとめ
今回は、福井県福井市にある「海の宿 山根屋」に泊まってきました。
サイト:公式HP
住所:福井県福井市免鳥町35-111
アクセス:
自動車の場合:北陸自動車道「福井北IC」40分
公共交通機関:JR福井駅から京福バス約45分
チェックイン:15:00~
チェックアウト:~10:00
お部屋:和室(全8室)+離れ(1室)
海の宿 山根屋では、決して安くないですが、確実においしい越前ガニを食べることができます。
おいしい越前ガニを食べたい方には、おすすめのお宿です。
設備もお部屋に洗面やお手洗いがなく少し不便ですが、共有部分の管理が行き届いており、大きな不満はありませんでした。
悪いところをカバーするほど、良いところがたくさんあるお宿です。
是非、参考にしてください。