こんにちは、くま太です。
固定費の見直しとして自動車の売却を行いました。
自動車の売却って難しそう…
車に詳しくないし、ぼったくられそう…
車の売却は人生で何回も経験することではありません。
車売却未経験の私たちが、自動車を売却した手順を紹介します。
納得する金額で売却することに成功しました!
- 自動車を売ろうと思ったきっかけを知りたい方
- 自動車を手放すメリットを知りたい方
- 初心者が自動車を売却する様子を知りたい方
- 車を少しでも高く売りたい方
自動車を手放した理由
自動車を私たちが手放そうと思った理由について説明します。
- 生活環境の変化
- 自動車の維持費>自動車の使用頻度
- 自動車のリセールバリュー
それぞれ、説明していきます。
生活環境の変化
元々、私たちは通勤のため自動車を利用していました。
最寄の駅まで、歩いて1時間、駅までのバスは1時間に1本程度…(笑)
通勤するために自動車は生活必需品でした。
ふたりで同棲を始めるにあたり、駅近の物件に引っ越しをしました。
同じタイミングでくま子の仕事が異動となり、電車通勤になりました。
その結果、仕事の日に自動車を使用することはほとんどなくなりました。
自動車の維持費>自動車の使用頻度
引っ越したことにより、くま子の自動車の使用頻度は激減しました。
くま子がひとりで休みの日にお出かけをする程度なので、多くて週1回。
自動車に乗らなさ過ぎて、バッテリーが上がるのを防ぐためにわざわざ車に乗ることもありました…(笑)
自動車の維持費をざっくりと計算してみます。
概算ですが、196,800円程度が年間でかかっています。
自動車税(軽自動車):10,800円
任意保険:60,000円
車検費用:50,000円
駐車場代(年合計):60,000円
エンジンオイル交換(年2回):6000円
消耗品(タイヤ・オイルフィルター):10,000円
自動車に全く乗らなくても、毎年20万円の支払いが必要でした。
月あたりに直すと、約17,000円…
仮に週1回乗るすると、1回につき4000円程度の費用が掛かっています。
自動車のリセールバリュー
まず、リセールバリューについて、簡単に説明します。
リセールバリュー:一度購入したものの、再販価格のこと
リセールバリューが高いと、売却時に高く売れます。
つまり、人気がある・需要がある自動車 ということです。
一般的に、以下の車はリセールバリューが高い傾向です。
- 需要の高い車種(ミニバン,軽自動車)
- 人気の車種(スポーツカー・SUV)
- 最新モデルの車
- ロングセラーな人気な車種
また、以下の理由でリセールバリューは低下します。
- 年式が古くなる
- 走行距離が多い
- モデルチェンジがある
くま子の車は、比較的リセールバリューが高いとされている軽自動車です。
ただし、リセールバリューは、年式・走行距離に応じて、二次関数的に下がっていきます。

また、新型モデルが発表されると、新しいモデルへの買い替えが生じます。
現行モデルが中古車市場に流入し、リセールバリューが急落します。
幸い、くま子の自動車は、年式が新しく走行距離も少なかったです。
また、モデルチェンジ発表前であり、現行モデルが最新モデルの状態でした。
車の売却を検討していた時点での、くま子の車の市場価値が高く、時間の経過と共に価値が損失してしまうため、高値で売るならば、早期の売却がベストでした。
私たちの結論
私たちは、以下の理由から自動車の売却を決定しました。
- 自動車の使用頻度が少なすぎる
- 自動車の維持費を、他のことにお金を使うことができる
- リセールバリューの高いうちに、お得に売りたい
- 固定費を削減し、家計をスマート化したい
1番の理由は、使用頻度が少ないことでした。
1回あたりの費用を計算すると、そこまでの価値を見出せませんでした。
維持費で浮いたお金を使って旅行など好きなことに使ったり、貯蓄に回すことができるのも大きな魅力でした。
実際に自動車を売った手順
実際に私たちが自動車を売却したとき、行った手順を紹介します。
正しい知識・手順を経ることで、買取業者の言いなりにならず、有利に取引を進めることができます。
初めて車を売却した私たちでも成果を得ることができましたので、参考にしてみてください。
- 相場の確認
- 買取査定の依頼
- 契約交渉
相場の確認
まずは、ざっくりと自分と同じ自動車の販売価格について調査をします。
以下の情報を入力することで、販売価格を調べることができます。
販売価格の検索情報
- 車種(グレード)
- 年式
- 走行距離
- 装備(ナビ・ドライブレコーダー・バックモニター…)
- 色
- 修理歴の有無
装備は、「自分と全く同じ状態」を探すのは難しいです。
大体の目安ですので、「自分のナビは純正だから、社外品のナビより少し高くなるかな」「ドラレコついてないから、少し安くなるかな」くらいの認識で良いです。
販売価格の調査には、以下のサイト等、どこでも大丈夫です。
買取査定の依頼
次に、買取査定の依頼を行います。
ここで絶対に注意して欲しいことがあります。
それは、複数の見積もりを取らずに1社で決めてしまうことです。
お店により、買取価格は大きく変動します。
売るならば、少しでも高く買ってくれるところに売りたいですよね。
そのため、相見積もりを必ず取ってください。
以下のサイトを使うことで一括見積を取ることができます。
最もおすすめ!見積依頼時に、電話番号の入力が不要です。
電話番号の入力が不要なのは、私たちはここしか知りません。
メールで営業はありますが、電話や郵便での営業がないため、ストレスレスです。
逆に言うと、直接的な営業がないので、こちらからアクションしないと話が進みません…。
ナビクル:
私たちは、ナビクルを利用しました。
見積依頼時に、電話番号や名前の入力が必要です。
見積依頼で個人情報を入力直後から、営業の電話の嵐…。
朝は8時から、昼間の仕事時間、夜は8時頃まで…最初の3,4日程度はほとんど毎日かかってきていました。
今回は、ナビクルを利用しましたが、基本的にどこのサイトを利用しても同じ状態のようです。
しかし、掲載数が多く、自宅近隣店舗の見積もりを簡単にたくさん集めることができます。
一括見積の中から、気になったお店に、実際に実物を見ながらの査定を依頼します。
基本的に、出張査定と持ち込み査定2種類があります。
基本的に、自分の好みで選んで大丈夫です。
業者さんに、車種・年式・走行距離の基礎データの他に、傷・エンジンの状態・喫煙の有無・装備の内容・設備不具合の有無など様々な車の状態を確認してもらいます。
総合的に判断して、金額の見積もりを出してもらいます。
いよいよ、残るは最後の一段階です。
契約交渉
まず、私たちは、ネクステージで買取査定を依頼しました。
結論として初期提示価格から、21%上昇しました。
1番注意して欲しいのは、最初に提示された価格はぼったくりに近いです。
しっかりと交渉をすることで、間違いなく買取価格は改善します。
まず、私たちの売却価格の目標値を設定します。

最初に調べた、販売価格は140万円程度でした。
人件費・管理費・整備費を含めても、販売価格の15~20%程度利益があれば、お店の利益があると想定できます。
そのため、仕入れ値(=買取価格)は販売価格の80~85%程度を目標としました。
今回は、112~119万円程度を目標値とします。
私たちの場合、最初にタブレットで細かいデータが羅列された一覧表を提示されました。
同じ車種・年式・似た走行距離で実際に中古車が取引された金額を示しているとのことでした。
このデータを元に、95万円を提示されました。
この点を指摘すると、すぐに買取価格が再提示されました。
この段階で、105万と、10万円買取価格が上がりました。
ただし、私たちの目標価格には到達しませんでした。
次に、正直に目標価格を提示し、この価格であれば即決する旨を伝えました。
私たちは、120万円という価格を提示しました。
即決の条件を出すことで、110万が提示されました。
しかし、まだ目標には、少し足りません。
最後に早期売却の条件を提示し、2週間以内に車の受渡しをできる旨を伝えました。
その結果、最終的に115万円の買取価格が提示されました。
目標価格に到達し、金額に満足したため、私たちは115万円で契約をしました。
- 初期提示価格:95万円
- 車の条件を提案:105万円(10万円UP)
- 即決価格の提示:110万円(5万円UP)
- 早期受渡しの確約:115万円(5万円UP)
トータル20万円UP
契約後の手順
契約後、郵送にて必要書類の準備が求められます。

- 車検証
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
- 印鑑証明証
- 申請証明書
- 免許所コピー
- 代理人委任状
書類を準備し、私たちは、店舗に受渡しへ向かいました。
店舗にて、書類の確認・車の忘れ物等を確認して、車を受渡ししました。
その後、指定した銀行口座に3日後、入金されていました。
まとめ
今回は、初めて自動車の売却を行いました。
何よりも、固定費を削減できたのが1番よかったです。
あまり使わない車を持っているだけで、お金がかかるより、
好きなこと・将来のために、有意義にお金を使えることで、生活の満足度を上げることができました。
自動車を売るのは、難しくて面倒くさくて、買い叩かれてしまう…
という思い込みを改善できたのも良い経験になりました。
正しい知識・手順で売却を行うことで、満足の行く価格で取引をすることができました。
デメリットとしては、少し生活範囲が狭くなったことです。
わざわざ、電車で出かけるまでも…と思い、外出する頻度が減りました。
また、今まで車で行っていたところに、歩いていくようになりました。
ある意味、メリットかもしれません…(笑)
あとは、未だに営業の電話がかかってきます。
是非、参考にしてください。